複数のソフトウェアのバージョン情報を同時に調べられる「MyJVNバージョンチェッカ」

ウィルスに感染する要因は、Windows以外のソフトウェアのアップデート(脆弱性対策)を怠っていたことが多いです。
脆弱性対策を効率的に実施するためのツールとしておすすめなのが「MyJVNバージョンチェッカ」です。
※脆弱性を狙われやすいソフトウェア例
1.Adobe Flash Player
2.Adobe Reader
3.JRE(Java Runtime Environment)
個別のソフトウェア毎にアップデート情報を調べるのは手間がかかる作業ですが、IPAが提供する「MyJVNバージョンチェッカ」を使うことで、複数のソフトウェアのバージョン情報を同時に簡単に調べることができます。

Adobe Premiere「Elements」と「Pro」はどう違う?

※この記事は2012年3月時点で「Premiere Pro CS5.5」と「Premiere Elements10」の内容をもとに記述しています。

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 Adobeの動画編集ソフト「Premiere」には、「Elements」と「Pro」の2つのラインナップが存在します。メーカーの設定としては、Elementsが一般・ライトユーザー向け、Proが業務・ヘビーユーザー向けという位置づけになっています。

 動画編集にご興味のある方から「どちらが良いの?」というお問い合わせを頂くことも多いので、今回はこの両者の違いについて解説します。

●価格

 Adobeのオンラインストアでは、2012年3月末現在

Premiere Pro CS5.5 98,175円

Premiere Elements 10 14,490円

上記のように、まったく違う価格帯となっています。まず前提として、動画編集ソフトに約10万円の投資ができるか?がポイントになってきますね。ちなみにProは、Windowsの場合「64bit版」のWindows7が必要になるので、環境によってはOSやマシンの購入も必要となります。

●基本機能

 「できる・できない」で言うと、

・HD(ハイビジョン)画質での編集

・テロップ(文字)の挿入

・色や明るさの調整などエフェクト

・複数の映像を重ねる(ピクチャインピクチャ)

・BGMの追加

・DVDやBlu-rayなどの作成

・ネット向けなどにファイル変換

こうした、一般的な動画編集で求められる機能は両者とも網羅しています。Premiere Elementsでも、使いこなせばテレビ放映しても違和感ないレベルのビデオを仕上げる事は不可能ではなく、そのレベルの機能が1万円台前半で手に入るのは抜群のコストパフォーマンスと言えます。

●Proの利点

 それでは、Premiere Proを使う利点とは?業務用のカメラ対応などニッチな点を除いて一番に挙げたいのが

「スピード・効率の違い」

です。

 Premiere Proには「Mercury Playback Engine」という技術が使われており、編集したビデオの書き出しや再生が非常に高速になっています。同じパソコンでほぼ同じ内容の編集を行った場合でも、ファイル書き出しに倍以上の時間差が付く場合もあり、「時間=コスト」という考え方をすると、お仕事で使われる方には(初期投資のコストを差し引いても)出来るだけProをお勧めします。

 また、Pro版では細かいシーンごとに分けて編集を行う事が容易なので、長時間のコンテンツを作るのにも大変便利です。修正や変更のしやすさという面でも、時間を大幅に節約する事が可能です。

●難易度は?

 「Pro」という言葉からはなにやらハードルの高さを感じますが、じつは「やりたい事」が同じであれば「覚える必要のある事」の量はProもElementsもそれほど差はありません。むしろ、効率よく作業できるProの方が初心者でも簡単にできる作業も少なくありません。

 一方Elementsには、ソフトが自動的にある程度の編集を行なってくれる「インスタントムービー」や、まるで市販の映画ソフトのようなDVD・BD向けのメニューテンプレートなど、とても簡単に見栄えのするビデオを作れる機能が付いており、細かい事を考えずにビデオを楽しむならこうした機能も魅力的です。

 以上、ざっくりとPremiere ProとElementsの違いをご紹介してきましたが、ご参考にして頂けたでしょうか?Adobeのサイトでは両者とも1ヶ月使える体験版を配布していますので、是非実際にお試しください。

 また、ソフトの使い方だけではなく導入などのプランニングなども含めたレクチャーも可能ですので、是非ともお気軽にお問い合わせください。

見積書/請求書/領収書の作成から入金・在庫管理まで一連の作業を管理できるフリーソフト

見積書/請求書/領収書の作成から入金・在庫管理まで一連の作業を管理できるフリーソフト「Express Invoice」は、見積書の作成から入金までの一連の作業を管理できるソフトで、家庭内または従業員5人以下のビジネスで利用する場合のみ無償で利用することができます。

作成した見積書や注文書の情報から請求書を作成できるほか、請求書の情報をもとにした入金や在庫の管理もできます。また、Webブラウザーから請求書などを編集できる簡易サーバー機能も備えています。

Express Invoiceは海外製ソフトですが、画面構成やヘルプが日本語化されているため、操作で迷うことはありません。

請求書などの書類には、請求先や品目、詳細な品目、単価、数量といった情報のほか、送付方法や送料、支払い条件といった情報を入力可能。入力した書類は、保存して印刷するほか、PDFファイルに変換してメール送信したり、対応するFAX送信サービスを使ってFAX送信できます。

また、請求先や品目、詳細な品目、単価は入力すると自動で”得意先台帳”や”商品台帳”に登録され、次回からはプルダウンメニューから選択するだけで入力できるようになります。さらに、”得意先台帳”や”商品台帳”へあらかじめ情報を登録しておくこともできます。

“商品台帳”に登録された情報は、書類作成ウィンドウのプルダウンメニューから呼び出すことができ、。さらに、在庫の情報を登録でき、請求書を発行すると自動で在庫数の情報が更新されるため、在庫管理にも利用することができます。

Dropboxが新しいインターフェースに!!

Dropboxのファイルのアップロード、ダウンロードや閲覧を行うWebサイトのツールデザインが一新され、写真の閲覧機能や検索機能が強化されました。
ファイルを選択するチェックボックスが廃止され、Windowsのエクスプローラと同じ操作でファイル選択ができるようになり、ドラッグ&ドロップによるファイル操作もできるようになりました。
画面上部にあるアクションバーは、ファイルをクリックすると表示内容が変わります。[削除][コピー]などのメニューが表示され、ファイルを右クリックしてショートカットメニューを表示できるようになりました。また、画像ビューワーが実装され、画像ファイルをクリックするだけで、ブラウザーの画面いっぱいに画像が表示できるようになりました。

Internet Explorer(IE)の自動アップグレードがスタート

マイクロソフトは、2012年3月中旬より「Internet Explorer」(IE)の自動アップグレードが日本でもスタートします。
アップグレードの対象となるのは、IE6/7を利用しているWindows XP(SP3のみ)ユーザーとIE7/8を利用しているWindows7/Vista(SP2のみ)ユーザーです。それぞれIE8/IE9にアップグレードされます。
 ただし自動配布の無効化ツールキット(Blocker Toolkit)を導入していたり、IEの自動更新で「インストールしない」を選択したことがある場合は対象とならず、Windows Updateの自動更新を無効にしているとアップグレードは行われません。
自動アップグレードの狙いは、マルウェア対策やユーザー体験の向上、開発者の負荷軽減など。特にIE6はセキュリティ上の問題が多く、現行のWeb標準に対応していないため、アップグレードを推奨しています。