Windows7に標準付属の付箋紙ソフトについて

フリーソフトの中で、付箋紙ソフトは、PC雑誌などで頻繁に取り上げられたり、需要の多いものの一つだと感じています。

もちらん出張のPC講習でも、ご質問の多い内容の一つです。

ポスト・イット(付箋紙)にメモを書いて、目立つ場所に貼っておくというのは、実務ではよく行われている行為です。

それと同じような機能をもったソフトです。

メモを入力しておいて、デスクトップにそのメモを貼り付けておくといった使い方をするソフトです。

いろいろなタイプの無料の付箋紙ソフトがありますが、Windows Vistaではガジェットの形で付箋紙ソフトが利用できるようになっていました。

それが、Windows7ではWindows付属のアクセサリソフトになっています。

付箋を起動するための操作手順

[スタート]ボタン
-[すべてのプログラム]
-[アクセサリ]
-[付箋]をクリック

もちろん、[スタート]ボタンをクリックして、[プログラムとファイルの検索]に「付箋」などと入力すれば、[付箋]を検索して、起動することもできます。

[Windows]+[R]キーを押して表示される「ファイル名を指定して実行」ダイアログから起動する場合は「stikynot」と入力してください。

これまでフリーの付箋紙ソフトを使っていたという方は、一度Windows7の付箋も是非お試しください。

ITスクールインストラクター  田口 智

Word(ワード)2007で、先頭ページにページ番号を付けない方法

受講生から、「【Word(ワード)2007で】ページ番号付きの文書で、先頭ページにページ番号を付けない方法を教えてください。」という質問を頂く事があります。

たとえば、タイトルページや表紙には、通常は、ページ番号を付けません。

ページ番号付きの文書に、デザインのギャラリーからデザイン済みの表紙またはタイトルページを追加した場合、表紙やタイトル ページはページ番号 1 として追加され、2 番目のページのページ番号は 2 になります。

先頭ページにページ番号を付けない操作手順

1.文書内の任意の場所をクリックします。

2.[ページレイアウト] タブの [ページ設定] ダイアログ ボックス起動ツールをクリックし、[その他] タブをクリックします。

3.[ヘッダーとフッター] で、[先頭ページのみ別指定] チェック ボックスをオンにし、[OK] をクリックします。

※[先頭ページのみ別指定] チェック ボックスをオフにすると、先頭ページのページ番号が再び表示されます。

※上記は、表紙ギャラリーから表紙を挿入した文書以外の文書に適用されます。

ITスクールインストラクター  田口 智

PowerPoint(パワーポイント)で、必要なスライドのみの再生する方法

受講生に質問されることが多い項目ですので、今回は【再生しない】スライドを選択したスライドショーの設定についてご説明します。

プレゼンの内容によっては、作成したスライドを全て再生する必要のないとき、または、再生できないときがあるかと思います。そんな時手っ取り早いのが、スライドを削除して再生する方法が考えられますが、もし、スライドを削除したデータを、間違えてマスターデータに上書きしてしまったら、作成にかけた時間が水の泡になってしまいます。もしかしたら、そんな経験はございませんか?

実は、パワーポイントのスライドを目的に合わせて再生する方法があります。

まずは、スライドの表示を「標準表示」から「スライド一覧表示」に変えておきましょう。

次に再生したくないスライドを選択してください。選択したスライド上で、マウスの右クリックを押 して「非表示スライドに設定」を選択してください。

非表示のスライドにはスライド番号にスラッシュが入ります。

こうしておけばせっかく作ったスライドを削除する必要もないので、間違えて上書きしても問題ありません。

皆さんも是非お試しください。

ITスクールインストラクター  田口 智

 

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講師派遣&パソコン研修風景

ノートパソコンの電源が、急に入らなくなった・・・

このようなケースの場合は、パソコンから内蔵バッテリ(電池)を外し、コンセントからの電源(ACアダプタ)だけで起動しないか試してみてください。

逆にいうと、ノートパソコンで電源が入らなくなったら、まずは一度、電源ケーブルを外し、内蔵バッテリを取り出して、再度、電源ケーブルをつなぎ、電源スイッチを押してみましょう。

これで起動すれば「本体の故障ではない」ことが判明します。

※念のため、起動しているうちに必要なデータだけでもバックアップをしておきましょう。

原因としては、ノートパソコンの内蔵バッテリの電力供給力がパソコンを起動させられないほど弱くなってしまったことが考えられます。特に電源ケーブルをつなぎっぱなしで何年も使っている場合に考えられます。

ノートパソコンは、突然、電源ケーブルを抜いても内蔵バッテリからの電力供給があるのでシャットダウンしませんが、逆に、電源ケーブルをつないだ場合でも、内蔵バッテリから本体へ電力を供給しています。

そのため、電源ケーブルをつないでいても、内蔵バッテリの電力供給力が落ちると、パソコンが起動しなくなることが考えられるのです。
充電式バッテリにも『寿命』はあります。内蔵バッテリの電力供給力を維持するには、毎回、最後まで放電してから、フル充電するのが理想です。

しかし、電源ケーブルをつないだまま使用するノートパソコンでは内蔵バッテリは、きちんと最後まで放電されず、少し放電しては、すぐまた充電を繰り返すので、じわじわと電力供給力が弱くなってしまうのです。

パソコン自体は快適で、内蔵バッテリだけの問題であれば、まだ在庫があれば買い換えてもいいでしょう。あるいは今後も電源ケーブルだけで使うなら、バッテリを抜いたままで使用する、というのも選択肢です。

※バッテリを抜いた状態で電源ケーブルにつないでも起動しない場合や動作が不安定になるパソコンもあるので注意しましょう。

一方、できるだけ内蔵バッテリを長持させるには、

•ノートパソコンを8時間以上、使用しない場合は、本体から電源ケーブルを抜いて電源供給を止める。

•1ヶ月に1度は電源ケーブルを抜き、内蔵バッテリだけでノートパソコンを起動させて、最後まで使い切る。

といった方法が挙げられます。

いずれにしても、電源ケーブルをつないで電源供給していたとしても、内蔵バッテリは少しずつ機能低下することを覚えておきましょう。

ITスクールインストラクター  田口 智

 

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講師派遣&パソコン研修風景

シート見出しに色を付ける

Excelのシート見出しに色を付ける機能をご紹介しますが、この機能には注意事項があります。

作業が分かりやすくなるこの機能ですが、Excelのバージョンによってはこの機能はありません。
例えば、Excel2010でシート見出しに色を付けても、この機能がないExcel2008ではシート見出しに色は付いていません。
ですので、シート見出しの色で判断が必要になるような使い方は避けましょう。

「シート見出しの色」機能の有無は下記の通りです。

  • Excel2010 ○
  • Excel2008 ×
  • Excel2007 ○
  • Excel2003 ○
  • Excel2002 ○
  • Excel2000 ×
  • Excel97  ×


シート見出しの色を変更する

(1)シート名のところで右クリック
(2)[シート見出しの色(T)]をクリック
(3)このあと右側に出てくる色パレットで色を選びます