平成22年度に年末調整処理を行い過不足税額の計算が終了している場合は、年調年度を「平成22年度(2010年度)」のまま「給与」の[処理月度]を[1月度給与]へ更新すると、平成23年1月1日以降に支払うべき給与等から適用される[法令基準改定]画面が表示されます。
ここで[法令基準改定]処理を実行すると、平成22年度の年末調整の計算結果が、平成23年度から適用される法令改正の内容に変更されてしまいます。
「平成23年1月度給与」の更新処理を行なう場合は、その前に必ず年末調整の年度を平成22年度から平成23年度へ更新する必要があります。
ITスクールインストラクター 増田
年末調整の季節がやってきました。そこで受講生から毎年必ずご質問いただく源泉徴収票をうまく印刷できない場合の対処法についてご説明します。
ページプリンタ用の[給与支払報告書/源泉徴収票]に印刷した際に、形式が異なったり、下の部分が切れたりズレが発生して正しく印刷できないときは、書式やマージンを調整する必要があります。
【操作手順】
1.クイックナビゲータの[年末調整]タブから[源泉徴収票の印刷]をクリックします。
2.[給与支払報告書/源泉徴収票]画面から[印刷]をクリックし、[オプション]をクリックします。
3.[書式・マージン]タブで用紙の書式を[▼]をクリックして選択します。
4.用紙のテスト印字位置にあわせたマージンの設定を[mm]単位で行います。
※テスト印字の結果をもとに[上][左]のマージンを増減して、[+]のテスト印字位置が合うように調整します。
5.[OK]ボタンをクリックして[印刷オプションの設定]を閉じます。
6.[OK]ボタンをクリックし、印刷を実行します。
以上になります。皆さんもお困りの場合は、是非お試しください。
ITスクールインストラクター 田口 智
弥生給与をご使用中のお客様、対象事業者様へのニュースです。
厚生年金保険料率が、平成22年9月分(10月納付分)から
「160.58/1000」(現在は157.04/1000)に改定されます。
保険料額表はこちら
http://www.nenkin.go.jp/main/employer/index6.html
※改定内容の詳細は、所轄の年金事務所にご確認ください。
※厚生年金基金に加入されている事業所の方は、ご加入の厚生年金基金にご確認ください。
弥生給与10、やよいの給与計算10の「あんしん保守サポート(年間保守契約)」にご加入中のユーザー様へは変更方法を案内した手順書がメーカーより発送されます。
今回の改定によるCD(プログラム)の送付は無いようです。
ITスクールインストラクター 田口 智
本日は、会計ソフト(弥生会計・弥生給与)経理実務職業訓練研修についてお話ししたいと思います。
当スクールの会計ソフト(弥生会計・弥生給与)講座は、皆さんが職場で実務に就く前の基礎固めと練習の場です。
この講座では、経理を経験したことがないという方が初めて行うことが多いと思われる業務を中心に講義を進めていきます。
また、個々の業務だけではなく、経理の全体像をつかめるよう会計と税務という2つの知識についても習得します。
会計と税務は似ていますが、それぞれの目的が違うため、関連する法律や処理方法も異なっています。
そして、この目的の違いや法律の違いを知ることで、経理実務を理解できるようになるのです。
なお、簿記2・3級を取得するための学習も同時に行うことができます。資格取得はもちろん、実務に関する理解を進めるという相乗効果も目指しています。
「資格」と「実務」を結びつけた当スクールの講座で納得の行く転職を実現しましょう。
ITスクールインストラクター 田口 智