Gmailのセキュリティ面について

昨日グループスクールのパソコン教室 川口で、Gmail講座を実施しました。
受講生の一人から、Gmialはネット上で利用する事から、「ネット上だと安全性に不安がありませんか」という質問がありました。
確かにそのように感じられても不思議ではありませんが、実際にはパソコン上に置いてあるよりも、Gmail(Googleの環境)の方が実質、安全だと言われている事をご存知でしょうか?
情報漏洩の原因を探ってみると、実は、以下のような原因の場合がほとんどです。
・業務に関係の無いサイトを見ていたり、ファイル共有ソフトなどを経由してパソコンがウイルス感染してしまい、ネットに公開されてしまう。
・USBメモリ、ノートPC、タブレット端末の置き忘れ、紛失・盗難。
・内部の関係者による持ち出し。
・操作ミスによるもの(メールで間違って送信してしまうなど)。
特筆すべきは、これらは人為的な要因によるものであり、システム上の問題が引き起こしたものでは無いということです。
他にも処分したパソコンの内部からデータを抜きさられるというケースもあります。
※実は、パソコン内のデータはごみ箱を空にするだけでは消えません。
GmailはGoogle社のサーバー上に保管されており、最高水準の鉄壁なセキュリティーシステムで守られています。
自分のパソコンよりもセキュリティが高く、どこにあるかすらも分からず、端末の紛失や置き忘れをしたとしても、その中に情報は存在しない。シンクライアントという運用です。
どんな大企業のシステムよりも安全性が高く、安定性が圧倒的に高いという事から、既に金融機関や教育機関でも利用されているようです。
セキュリティー面に安心感を持っているという表れと言っても良いと思われます。

Windows 7 では、標準の電子メールソフトが付属されていません。

Windows 7 には Vista で登場した Windowsメール の代わりになる電子メールソフトは標準付属していません。
パソコンが得意ではなく「電子メールとホームページが見れたらいい」という方が Windows 7 を導入する場合、注意が必要なのは電子メールソフトがパッケージの中には標準付属していない、ということです。

そこでマイクロソフトでは、これまで Outlook Express や Windowsメールを使ってきた方のために後継ソフト「Windows Live メール」を用意し、別途無料で、ダウンロード、導入できるようにしています。

◇ Windows Live メール

ダウンロードURL: http://download.live.com/wlmail

※注意: 使い勝手も Outlook Express や Windowsメール に近く、ネット経由で最新バージョンが入手できるメリットはありますが、ダウンロードには「Windows Live ID」が必要だったり、面倒といえば面倒です。

◇ Windows 7 に Windows Live メールをインストールする

マイクロソフトナビゲーションガイドURL: http://www.microsoft.com/japan/windows/windows-7/guide/mail03.mspx

ITスクールインストラクター  田口 智

 

出張パソコン教室レッスン風景

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