インターネット検索のポイント

インターネットでの検索は、基本的には、検索サイトの入力ボックスに、調べたいキーワードを入力して、『検索』ボタンをクリックするだけの操作で、ある程度できてしまうので、あらためて検索方法を紹介する機会も少なくなりました。
それでも、パソコンやインターネットに慣れていない、あまり得意ではない方にとって、単純にキーワードを入力しても希望する情報が見つけられない、見つけるまでに時間がかってしまうことも多いようです。
そこで、今回は、2つのポイントをご紹介します。

1.検索するキーワードの選び方に注意して絞り込む

ズバリ手がかりがあれば、1つのキーワードで検索は可能です。たとえば有名人のブログを見つける場合、その人の正確な名前やブログのタイトルを知っていれば、ほぼ一発で検索できます。
ところが有名人の名前もうろ覚え、ブログのタイトルも分からないのであれば、まずはうろ覚えのまま検索して手がかりを探したり、その人の代表作を検索して、そこから正確な情報を探します。
一気に見つけられなくても、何度か検索しながら、より精度の高いキーワードに近づけるように「絞り込む」ことが大切です。
ポイントは1つのキーワードで絞り込めないと判断したら、2つのキーワードをスペース(空白)を挟んで、並べて入力、検索します。
なるべく固有名詞で、より特定できるキーワードを使います。

キーワードの選択がうまくできない場合は「グーグルサジェスト」で他の人が、どういう組み合わせで検索しているか参考にできます。

◆ Google サジェスト
http://www.google.co.jp/webhp?complete=1&hl=ja

「サジェスト(suggest)」は「暗示する」「思いつかせる」といった意味で「検索候補」のキーワードには検索結果のおおよその件数も表示され、キーワードの決め方で悩んだときには参考になります。

2.「辞書サイト」「Q&Aサイト」「専門化サイト」などを参考にする

ヤフーやグーグルで検索すると、インターネット上で見つけられるすべての情報から探そうとするので絞込みが大変なのも事実です。そんな場合、カテゴリで分類されたサイトから探す方法もあります。

◆ Yahoo! JAPANのディレクトリ検索 – Yahoo!カテゴリ
http://dir.yahoo.co.jp/

大きなカテゴリから、さらに細かいカテゴリに絞っていくことで、そのカテゴリの「定番サイト」を見つけられる場合があります。
一方で「辞書サイト」「Q&Aサイト」「専門化サイト」などなど、扱う情報を絞ったサイトで探したほうが見つかる場合があります。

◆ ウィキペディア http://ja.wikipedia.org/
◆ IT用語辞典 e-Words http://e-words.jp/

◆ 教えて!goo http://oshiete.goo.ne.jp/
◆ 人力検索はてな http://q.hatena.ne.jp/

◆ All About http://allabout.co.jp/
◆ おすすめ専門検索について
http://www.nifty.com/search/help/help_senmon.htm

このようなサイトは、それぞれがサイト内の検索機能を持っており、どんな結果が得られるのか、いろいろ試してみるといいと思います。

うまく検索できるようになるかは「慣れ」の部分が大きいので、まずは何でもどんどん検索してみることをお勧めします。そうしているうちに自分なりの「コツ」のようなものを体得できるはずです。

ITスクールインストラクター  田口 智

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