Internet Explorer9 BATA版が公開されました!!

マイクロソフト社は、次期ウェブブラウザー Internet Explorer9のBATA版を公開しました。BATA版は、日本語を含む33言語版が用意されています。対応OSは、Windows7とWindows Vistaです。

IE9では、HTML5やCSS3などの標準規格への対応が強化され、新たなJavaScriptエンジン Chakraが搭載され、レンダリングにGPUハードウェアアクセラレーションを利用するなどパフォーマンス面でも向上が図られています。また、ユーザーインターフェイスも、アドレスバーと検索ボックスが統合されるなど、シンプルな構成になり、サイトをWindows7のタスクバーに登録する機能など、Windows 7と連携する機能も搭載されています。

Internet Explorer9

ITスクールインストラクター  田口 智

インターネット検索のポイント

インターネットでの検索は、基本的には、検索サイトの入力ボックスに、調べたいキーワードを入力して、『検索』ボタンをクリックするだけの操作で、ある程度できてしまうので、あらためて検索方法を紹介する機会も少なくなりました。
それでも、パソコンやインターネットに慣れていない、あまり得意ではない方にとって、単純にキーワードを入力しても希望する情報が見つけられない、見つけるまでに時間がかってしまうことも多いようです。
そこで、今回は、2つのポイントをご紹介します。

1.検索するキーワードの選び方に注意して絞り込む

ズバリ手がかりがあれば、1つのキーワードで検索は可能です。たとえば有名人のブログを見つける場合、その人の正確な名前やブログのタイトルを知っていれば、ほぼ一発で検索できます。
ところが有名人の名前もうろ覚え、ブログのタイトルも分からないのであれば、まずはうろ覚えのまま検索して手がかりを探したり、その人の代表作を検索して、そこから正確な情報を探します。
一気に見つけられなくても、何度か検索しながら、より精度の高いキーワードに近づけるように「絞り込む」ことが大切です。
ポイントは1つのキーワードで絞り込めないと判断したら、2つのキーワードをスペース(空白)を挟んで、並べて入力、検索します。
なるべく固有名詞で、より特定できるキーワードを使います。

キーワードの選択がうまくできない場合は「グーグルサジェスト」で他の人が、どういう組み合わせで検索しているか参考にできます。

◆ Google サジェスト
http://www.google.co.jp/webhp?complete=1&hl=ja

「サジェスト(suggest)」は「暗示する」「思いつかせる」といった意味で「検索候補」のキーワードには検索結果のおおよその件数も表示され、キーワードの決め方で悩んだときには参考になります。

2.「辞書サイト」「Q&Aサイト」「専門化サイト」などを参考にする

ヤフーやグーグルで検索すると、インターネット上で見つけられるすべての情報から探そうとするので絞込みが大変なのも事実です。そんな場合、カテゴリで分類されたサイトから探す方法もあります。

◆ Yahoo! JAPANのディレクトリ検索 – Yahoo!カテゴリ
http://dir.yahoo.co.jp/

大きなカテゴリから、さらに細かいカテゴリに絞っていくことで、そのカテゴリの「定番サイト」を見つけられる場合があります。
一方で「辞書サイト」「Q&Aサイト」「専門化サイト」などなど、扱う情報を絞ったサイトで探したほうが見つかる場合があります。

◆ ウィキペディア http://ja.wikipedia.org/
◆ IT用語辞典 e-Words http://e-words.jp/

◆ 教えて!goo http://oshiete.goo.ne.jp/
◆ 人力検索はてな http://q.hatena.ne.jp/

◆ All About http://allabout.co.jp/
◆ おすすめ専門検索について
http://www.nifty.com/search/help/help_senmon.htm

このようなサイトは、それぞれがサイト内の検索機能を持っており、どんな結果が得られるのか、いろいろ試してみるといいと思います。

うまく検索できるようになるかは「慣れ」の部分が大きいので、まずは何でもどんどん検索してみることをお勧めします。そうしているうちに自分なりの「コツ」のようなものを体得できるはずです。

ITスクールインストラクター  田口 智

IE7・IE8のショートカット紹介

もはや生活の一部となったと言っても過言ではないインターネット。毎日使っている人も多いと思いますが、ちょっとした「わずらわしさ」はありませんか?
これを機に少しでも解消しましょう!ということで、今回は、IEの基本ショートカットを紹介します。

Internet Explorer 7から導入された機能「タブブラウズ」ですが、みなさんは使っていますか?
どうして今までなかったんだろう! というくらい画期的と思っている人も多いのではないでしょうか。
今回はそのタブ関連のショートカットをご紹介します!

タブを閉じる〔Ctrl〕+〔W〕

タブを閉じるには〔Ctrl〕+〔W〕。あれもこれも、と欲張って開いてしまったら、タブが何十枚も!? なんてことにならないよう、見終わったタブ、不要なタブは〔Ctrl〕+〔W〕で閉じましょう。
ところで、このショートカット「何か見覚えがある」と思った方いらっしゃいませんか? そうです! 〔Ctrl〕+〔W〕はWindows編のショートカット「ファイルを閉じる」でも出てきましたよね。ここでも覚え方は同じ。ひとつの「ウィンドウを閉じる」ので、〔W〕と覚えましょう。 ちなみに、タブを一枚しか開いていないときは、Internet Explorer自体を閉じることができます。

タブの切り替え〔Ctrl〕+〔Tab〕

開いたタブの切り替えをするには、〔Ctrl〕+〔Tab〕が便利。
〔Ctrl〕を押しながら〔Tab〕を一度押すと、右隣のタブに移動します。逆に、左隣に移動したい場合は、ひとつキーが増えて、〔Ctrl〕+〔Shift〕+〔Tab〕。いつもマウスでタブをクリックして切り替えをしているなんて方、ちょっと試してみては?

新規タブ〔Ctrl〕+〔T〕

新しいタブを開きたい、そんなときには〔Ctrl〕+〔T〕。今開いているタブを残したまま、新しいタブで検索をしたいときなどに役立ちます。

検索ボックスに移動する〔Ctrl〕+〔E〕

上で「検索」という言葉がでましたが、すばやく検索をするには〔Ctrl〕+〔E〕を押してみましょう。検索ボックスにカーソルが移動してきますね。あとは調べたい言葉を入力してEnterキーを押せば、検索結果がでてきます。

いかがでしたでしょう。マウスで行っていた動作が、実はショートカットで簡単に出来ることがお分かりになったと思います。

※Internet Explorerのバージョンを確認するには、Internet Explorerを起動し、〔ヘルプ〕メニューの〔バージョン情報〕から確認できます。

ITスクールインストラクター  田口 智

IEで、ホームページの一部分だけを印刷する・・・

本日は、PC初心者の方に多い質問です。

長いホームページを印刷するのは紙やインクの無駄だし、印刷プレビューで必要な部分を探すのも時間がかかって大変です。そんなときに便利な、ページの一部分だけを選択して印刷する方法をご紹介します。

ホームページ上で印刷したい部分だけをマウスで選択した状態で Internet Explorer(以下IE)のメニューから「ファイル」→「印刷」画面を開き、「選択した部分」にチェックを入れてから印刷を実行します。するとその部分だけが印刷されます。

プレビュー画面で確認できないのでうまくできない場合もありますが、文字だけや画像だけ、ある段落の部分だけ印刷したいときに有効な方法です。

ホームページ上で印刷したい部分だけをマウスで選択します。

IEのメニューから「ファイル」→「印刷」画面を開き、「選択した部分」にチェックを入れてから印刷を実行します。
(注)「ファイル」が無い場合は、「Alt」キーを押してください。

ITスクールインストラクター  田口 智

IE が以前入力した検索キーワードやユーザー名を覚えている・・・

Internet Explorer 5 以降ではオートコンプリート機能が拡張され、検索キーワードや、ユーザー名などの情報も記憶して、以前入力された候補を表示できます。

この機能は便利ですがセキュリティやプライバシー上の問題にもなるため、次の作業で制御することができます。

1.IE を起動します。

2.[ツール]-[インターネットオプション] をクリックします。

3.[コンテンツ] タブをクリックし、個人情報の「オートコンプリート」をクリックします。

4.使いたいオートコンプリートの使用目的だけをチェックします。

□ Web アドレス
□ フォーム
□ フォームのユーザー名およびパスワード

5.「フォームのクリア」「パスワードのクリア」ボタンをクリックすると、これまでに記録したものをクリアできます。

6.「OK」 をクリックします。

フォームに入力した個々の単語は、次の手順で削除することができます。

1.IE を起動し、目的のページの目的の入力エリアをダブルクリックします。

2.これまでに入力したキーワードのリストが表示されるので、マウスや矢印キーで選択し、Del キーで削除します。

ITスクールインストラクター  田口 智