Gmailのセキュリティ面について

昨日グループスクールのパソコン教室 川口で、Gmail講座を実施しました。
受講生の一人から、Gmialはネット上で利用する事から、「ネット上だと安全性に不安がありませんか」という質問がありました。
確かにそのように感じられても不思議ではありませんが、実際にはパソコン上に置いてあるよりも、Gmail(Googleの環境)の方が実質、安全だと言われている事をご存知でしょうか?
情報漏洩の原因を探ってみると、実は、以下のような原因の場合がほとんどです。
・業務に関係の無いサイトを見ていたり、ファイル共有ソフトなどを経由してパソコンがウイルス感染してしまい、ネットに公開されてしまう。
・USBメモリ、ノートPC、タブレット端末の置き忘れ、紛失・盗難。
・内部の関係者による持ち出し。
・操作ミスによるもの(メールで間違って送信してしまうなど)。
特筆すべきは、これらは人為的な要因によるものであり、システム上の問題が引き起こしたものでは無いということです。
他にも処分したパソコンの内部からデータを抜きさられるというケースもあります。
※実は、パソコン内のデータはごみ箱を空にするだけでは消えません。
GmailはGoogle社のサーバー上に保管されており、最高水準の鉄壁なセキュリティーシステムで守られています。
自分のパソコンよりもセキュリティが高く、どこにあるかすらも分からず、端末の紛失や置き忘れをしたとしても、その中に情報は存在しない。シンクライアントという運用です。
どんな大企業のシステムよりも安全性が高く、安定性が圧倒的に高いという事から、既に金融機関や教育機関でも利用されているようです。
セキュリティー面に安心感を持っているという表れと言っても良いと思われます。

Internet Explorer(IE)の自動アップグレードがスタート

マイクロソフトは、2012年3月中旬より「Internet Explorer」(IE)の自動アップグレードが日本でもスタートします。
アップグレードの対象となるのは、IE6/7を利用しているWindows XP(SP3のみ)ユーザーとIE7/8を利用しているWindows7/Vista(SP2のみ)ユーザーです。それぞれIE8/IE9にアップグレードされます。
 ただし自動配布の無効化ツールキット(Blocker Toolkit)を導入していたり、IEの自動更新で「インストールしない」を選択したことがある場合は対象とならず、Windows Updateの自動更新を無効にしているとアップグレードは行われません。
自動アップグレードの狙いは、マルウェア対策やユーザー体験の向上、開発者の負荷軽減など。特にIE6はセキュリティ上の問題が多く、現行のWeb標準に対応していないため、アップグレードを推奨しています。

「Google Chrome」の新機能について

ここ数か月間、Webブラウザー「Google Chrome」のシェアが伸び続けています。既に「Firefox」のシェアを超え、IE9に迫る勢いです。このような中、新たな拡張機能も順次公開されています。「Google Chrome」の新しい拡張機能 「Live Page Editor」 は、「Google Chrome」で閲覧したWebページを編集することができ、Webページ上のテキストを自由に改変することができます。Webページを印刷する際、不要なテキストを削除したり、直接書き込みを加え、必要な部分のみ表示して印刷することができます。

Googleが、WebブラウザーGoogleChromeV8公開 しました!!

Googleが、Webブラウザー「Google Chrome」のバージョン8.0を公開しました。
新しいバージョンでは、PDFビューワー機能がソフト本体に統合され、Adobe Readerなどの外部プラグインが不要になりました。
さらに、PDFファイルを表示するタブには、Webページを開いているタブと同様に、あらかじめシステムから隔離された安全な環境「サンドボックス」で実行されます。
そのため、万が一細工を施されたPDFファイルを開いてしまっても、被害を最小限に抑えることもできます。

ITスクールインストラクター  田口 智

子供が安全にネットを利用するために

シマンテックは、子供のWebサイト訪問履歴をチェックしたり、問題があると思われるWebサイトを遮断したりできる無料サービス、ノートン オンライン ファミリー「Norton Safety Minder」の正式運用を開始しました。

Norton Safety Minderは、Windows XP/Vista/7および64bit版のVista/7に対応するフリーソフトです。
このサービスは、子供が安全にインターネットを使えるよう、親が監視や制限を加えられるサービスで、子供が使うパソコンには、クライアントソフト「Norton Safety Minder」をインストールしておくだけで、設定や監視などは、Webサイト上から行う仕組みです。どこからでも設定変更や監視ができる上、複数のパソコンを子供が利用している場合にも、クライアントソフトをインストールするだけで同じ設定を利用することができます。

ノートン オンライン ファミリー「Norton Safety Minder」

ITスクールインストラクター  田口 智