Office2007のコマンドを見つけるのに役立つガイド

Office2007から導入されたリボンインターフェースですが、今まで使い慣れてきたインターフェイスと大きく変わったため「使いにくい」と不評で、Office2007を導入しない企業も多い、という話も聞いたことがあります。
ですが、Office2010もリボンインターフェースを継続しており、食わず嫌いを言っている場合ではないのかも知れません。
それに、Office2007からの新機能のSmartArtやテーマはとても便利ですので、機会がある方はぜひ取り組んでください。

Office2003の機能に対応する、Office2007でのボタンの場所などをガイドする便利なサービスがありますので、ぜひ利用してください。

▼Word2007のコマンドガイド
http://office.microsoft.com/ja-jp/word-help/HA010074432.aspx

▼Word2007のコマンドガイド
http://office.microsoft.com/ja-jp/excel-help/HA010149151.aspx

1. [ガイドを開始する] をクリックして始めます。

sc0000.png

2. Office2003 のコマンドを指定すると

11010602.png

3. Office2007 のコマンドの場所を教えてくれます。

▼Excel2010のコマンドガイドはダウンロードも可能です。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=2d7c735d-eefe-4199-afa4-a7a174dc6c55&displayLang=ja

[Excel]便利なショートカットキー

Excelには非常にたくさんのショートカットキーがありますが、操作を効率的にする重要なものをご紹介します。
今回は、移動と選択編です。ぜひ覚えてください。

▼Excelショートカットキー一覧(移動・選択関連)
[Ctrl]+[↑↓←→] データの途切れるセルにジャンプ
[Ctrl]+[Shift]+[↑↓←→] データの途切れるセルまで選択
[Ctrl]+[End] 最後のセルにジャンプ
[Ctrl]+[Shift]+[End] アクティブセルから最後のセルまで選択
[Ctrl]+[Home] 先頭のセルにジャンプ
[Ctrl]+[PageDown] 次のシートを表示
[Ctrl]+[PageUp] 前のシートを表示
[Ctrl]+[スペース] 列を選択
[Shift]+[スペース] 行を選択

[PowerPoint]入力済の文章をSmartArtに変換する

Office2007からの新機能となった[SmartArt]。
SmartArtは組織図やベン図などの図表を手軽に作成するツールで、PowerPointに限らずExcelやWordでも利用できます。
情報を図やイラスト、写真などのイメージに訴えるところが大きいプレゼン資料作成では特に、簡単にデザイン性の高い図表を作成することができSmartArtはとても便利な機能です。

通常は、[挿入]タブ – [SmartArt] から使用したいSmartArtを選択するのですが、便利な使い方をご紹介します。

入力済の文章をSmartArtに変換する

  1. まずは文章を入力します。
    20101104_00.jpg
  2. 文章のプレースホルダを選択肢した状態で、[ホーム]タブ – [SmartArtに変換]をクリックします。
    20101104_01.jpg
  3. 好きなグラフィックを選択すると、入力済の文章がSmartArtに変換されます。
    20101104_02.jpg

 

 

[Excel]グラフタイトルとセルを連動

Excel2003までは[グラフオプション]ダイアログから
グラフタイトルを指定できましたが、
Excel2007からは指定の方法が様変わりしました。

▼グラフタイトルにセルデータを表示する

  1. グラフタイトルを表示します。
    [グラフ]ツール-[レイアウト]タブ-[ラベル]グループ-[グラフタイトル]から[なし]以外を選択する
  2. グラフタイトルを選択
  3. 数式バーに「=」を入力
  4. グラフタイトルと連動させたいセルをクリック
  5. [Enter]キーを押して確定

20101120.jpg

テキストボックス内などでも同じ方法で、セルと連動することができます。

分かっていれば簡単なのですが、知らないとできないことというのは多いですね。

[Excel]関数のネスト(入れ子)

関数の中に関数を入れることをネスト(入れ子)と言います。

関数のネストでもっとも多いIF関数の中に関数があるというパターンです。

例えば、IF関数の中でAND関数を挿入したい時は、
IF関数の[関数の引数]ダイアログで、関数を挿入したいボックスにカーソルがある状態で[名前ボックス]の下向き三角をクリックしてみてください。ここから関数の挿入を行うことが出来ます。

20101106_01.jpg

ネストしていない関数の挿入を行うのと同様に、2つ目以降の関数も[関数の引数]ダイアログから挿入することができます。

この時点で、ネストしたAND関数の条件式は入力しましたがIF関数の条件をまだ指定していないため、[OK]ボタンを押すとエラーになってしまいます。

IF関数の[関数の引数]ダイアログに戻るには数式バーのIF関数をクリックして、IF関数の条件を指定してください。

20101106_02.jpg